妊娠中のつわりがひどく、料理が思うようにできないと悩んでいる新ママはたくさんいるでしょう。
たしかに、つわり中は通常の状態とは比べ物にならないくらい体調が悪くなりますので、その中で料理をするのは至難の業ですよね?
そこでこの記事では、妊娠中のつわりで料理ができない時の対処法について詳しく解説していきます。
目次
つわりで料理ができなくなる理由って何?
まずは、つわりで料理ができなくなる理由について、詳しく見ていきましょう。
匂いがとにかくきつい
つわり中は、自律神経が不安定になる事が多く、以前まで全く気にならなかった匂いに不快感を持ってしまう人も多いです。
料理をするとなると、
・食材の匂い
・調味料の匂い
・洗剤の匂い
など、様々な物の匂いを嗅ぐことになります。
妊娠前はこのような匂いが気にならず、むしろ「良い匂いだ」と感じられていたかもしれません。
しかし、つわり中はこれらの匂いに強いストレスを感じるようになるため、料理ができなくなってしまうのです。
吐き気や頭痛がひどい
つわりが始まると、吐き気や頭痛などの症状が出てくることが多いです。
中には、常に吐き気と戦っているママもたくさんいて、
「お腹がすいていて気持ち悪いけど、食べられない」
という状態になってしまっている人もいます。
また、水を飲んだだけで吐いてしまうこともあるため、料理が思うようにできなくなってしまうのです。
眠すぎて料理どころではない
つわり中は、強い眠気に襲われることがあります。
これはホルモンバランスが関係しているのですが、
「たくさん寝たのに眠い」
「一日中眠い」
「立っていても寝られそう」
というような状態になってしまう事が多いです。
このようなことから、つわりが始まってしまうと、眠すぎて料理どころではなくなってしまうのです。
つわりが始まったら料理はどうすればいい?
では、つわりが始まったら、自分や家族の料理は一体どうすればいいのでしょうか。
新ママが取るべき行動や考えるべきことについて、詳しく解説していきます。
手抜きでいい
つわり中の料理は、とにかく手抜きでいいんです。
中には、強い責任感から妊娠する前と同じクオリティや品数で料理を作らなければならない、と思っているママもいます。
しかし、妊娠中やつわり中にこのような強い責任感は一切不要です。
ママが考えるべきなのは、
「おなかの赤ちゃんと自分の体調を優先すること」
なのです。
そのため、
・簡単にできるもの
・匂いがすくないもの
などを中心に、無理のない範囲で料理を行っていきましょう。
旦那や家族に頼む
次は、旦那や家族に頼むという方法です。
つわりというのは、日によって症状が異なりますので、場合によってはキッチンに立つことすらできなく時もあるでしょう。
そのような時は、無理をせず旦那や家族に料理を代わってもらってください。
お惣菜を混ぜてみる
つわり中は、どうしてもできる料理が限られてきますし、立っていられる時間にも限りが出てきます。
そんな時は、お惣菜を適度に混ぜてみましょう。
そうすることで、ご飯やお味噌汁など、最低限の料理だけを行えばいいため、ママの負担を減らすことができるのです。
中には、
・お惣菜=手抜き
と感じているママもいるようですが、そんなことは一切ありません。
なぜなら、お惣菜は働くママや妊娠しているママの強い味方になってくれるからです。
お惣菜を活用することで、自分の体と赤ちゃんを大切にすることができ、尚且つ旦那さんや家族にも美味しい料理を出してあげることができるのです。
そのため、これまでお惣菜を一切活用したことがないというママは、1品や2品だけでもいいので、適度にお惣菜を取り入れてみることをおすすめします。
食材宅配を利用する
どうしてもキッチンに立てない場合や、料理ができない場合は、食材宅配を利用してみることもおすすめです。
食材宅配を利用することで、食材やお弁当などを自宅まで届けてもらうことができます。
そうすることで、料理をする手間を省くこともできますし、買い物に行く手間を省くことも可能なのです。
更に、安全性も考慮されていますので、赤ちゃんの健康を気遣うママにもおすすめのサービスだと言えます。
このサービスを週に数回利用するだけでも、ママの負担を大きく軽減することができますので、つわりの症状で悩んでいるママはぜひ活用してみてください。
まとめ
つわり中は吐き気や頭痛、眠気などに襲われる可能性が高く、料理ができなくなってしまうママも多いです。
中には、料理ができないことに対して罪悪感を抱いてしまうママもいますが、そんな必要は全くありません。
妊娠をしているママが一番大切にすべきなのは自分の体と、赤ちゃんです。
1日や2日料理ができなくても、旦那さんや同居している家族が何とかしてくれるはずです。
そのため、体調が悪い時は無理をしてキッチンに立つ必要はありませんので、お惣菜や食材宅配サービスを上手に活用して、自分の負担を減らしていきましょう。